角のただ捨て

菅井七段の平成28年度の将棋から印象に残る手を紹介します。

 

菅井七段の平成28年度の将棋から印象に残る手を紹介します。一つは7月25日に行われた堀口七段との叡王戦の対局で指された角のただ捨てです。

 

2四に居た角を1三に成り捨てて香車の利きを活かしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2番目は11月4日に指された南九段との棋聖戦の角のただ捨て、7五に居た角を9七に成り捨てて穴熊に隙間を作りました。

1年に2回も角のただ捨てを見せてもらって、ちょっとびっくりしました。

特に堀口七段戦は角のただ捨てが決め手になったようです。

29年度もビックリするような手を見せて、勝ってほしいと思います。